全社的統制
- 全社的統制は、お客様企業の根幹(憲法)である定款に基づき、さまざまなルール(規程要領など)を定め、それらを確実に実施し続けるための仕組みを整備し、運用することです。
- 全社的統制は、他の領域(業務処理統制、IT全般統制)と比べるとお客様企業にとって最も重要な統制です。
- 全社的統制の成熟度をあげることによって、お客様企業の基盤を強固にするとともに、他の領域(業務処理統制、IT全般統制)の評価範囲を限定することが可能となります。
- グループ企業(子会社、関係会社)が多く存在するお客様企業では、グループ企業統一のルール(規程要領など)を定めることによって、グループガバナンスを強固なものにすることができます。
- 全社的統制評価では、売上高などの金額的基準や質的基準によって、評価範囲を決定しますが、グループ経営の観点からは、すべての事業拠点(グループ企業など)を対象に構築することをお勧めいたします。
- 全社的統制評価を効率的かつ効果的に行うための全社的統制の構築、評価範囲の決定を監査法人の合意のもと行います。
- 金融庁企業会計審議会で示されている実施基準の42項目に基づきお客様企業に合った評価基準を監査法人合意のもと作成いたします。
- お客様企業(グループ企業含む)の負担を最小限にする評価方法を検討いたします。
- 必要に応じて、構築作業、評価作業を代行いたします。