決算・財務報告プロセス
- 決算・財務報告プロセスに係る内部統制は、金融商品取引法の目的である投資家の判断に有用な情報を提供する有価証券報告書を作成するためのプロセスであるため、金融商品取引法上の内部統制評価にとって最も重要な統制です。
- 有価証券報告書は、連結情報を重視しているため、決算・財務報告プロセスに係る内部統制の成熟度をあげることが求められています。
- 決算・財務報告プロセスに係る内部統制の成熟度をあげるためには、グループ企業統一の基準を定めることが必要であり、また、そのことにより、単体決算、連結決算の迅速化にもつながってきます。
- 決算・財務報告プロセスに係る内部統制の評価では、売上高などの金額的基準や質的基準によって、評価範囲を決定しますが、グループ経営の観点からは、すべての事業拠点(グループ企業など)を対象に構築することをお勧めいたします。
- 決算・財務報告プロセスの内部統制は、グループ企業でのシステムの統一化、共有化、事務処理の集中化(シェアードサービス)などによって、統一化し、評価作業を効率的に行うことが可能となります。
- 決算・財務報告プロセスに係る内部統制の評価を効率的かつ効果的に行うための決算・財務報告プロセスに係る内部統制の構築、評価範囲の決定を監査法人の合意のもと行います。
- お客様企業(グループ企業含む)の負担を最小限にする評価方法を検討いたします。
- 必要に応じて、構築作業、評価作業を代行いたします。