中堅企業・中小企業向け経営コンサルティングサービス

中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング 会社概要会社概要 中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング 採用情報採用情報 中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング 個人情報保護方針 個人情報保護方針 中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング お問い合せお問い合せ 中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング お見積り依頼お見積依頼 中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング サイトマップ<サイトマップ 中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング BLOGBLOG


組織力強化プログラム - 組織強化の土台作り - 現状認識

トップ > 大企業・中堅企業向け > コンサルティング > 組織力強化プログラム > 組織強化の土台作り > 自社(自己)分析

組織強化の土台作り - 現状認識

  • ねらい
  • 今、何がどのくらいまでできるのか、できないのかを明確に意識します。
  • 今まで何をやってきたのか、その結果はどうだったのかを把握します。
  • 自分達の弱さ加減と甘さ加減を徹底的に自覚してもらいます。
  • チームが弱い、そして勝てない。

現状、弱い組織というのは、往々にして自分達の弱さや甘さの自覚があまりにも足りないケースが多い。

結果からみれば、明らかに弱い組織であることは明白であるにも関わらず、根拠もない自信を持っていたり、強いと錯覚していたり、あるいはたいした努力もしていないのに、一生懸命努力しているつもりであったりと、とにかく自分達の位置付けを全く理解・意識できていない。

これから組織を強化するにあたっては、まずは、今の組織(今までの組織)は相対的にみて、どのくらい弱いのか、どのレベルにいるのかを明確に理解・自覚する必要がある。

そのためには、その世界の最上級のレベルを肌で感じてもらう必要がある。

日頃は、同レベルの相手しか見えていないため、そんなレベルでの比較しかしたことがないからである。

まずは、最上級のレベルと相対したとき、自分達は何がどのくらいできるのかを実際に感じてもらう。

ひょっとしたら、まったく相手にならないくらい差があり過ぎて、その差が測れない可能性すらありうる。

あまりにも遠すぎて、その距離が解らない。

こういう場合は、もう少しレベルを下げた相手と比べてみる。

それでも解らなければ、さらにレベルを下げて・・・

そうしていると、いつかはその差が把握・理解できるレベルにたどりつく。

この段階で、この程度のレベルの相手でさえ、まだ差があって、劣っているということが解る。

さらにその上には、幾重にも上がある。

いままで、自分達がどれほど低くて狭い範囲で相手と比較し、自分達の評価をしてきたかに気付かされる。

問題はどのレベルに目標を置くのかということである。

現在いるレベルの範囲内で強くなりたいというのであれば、そもそも組織の強化なんて本格的なものはやる必要がない。

私は、少なくても3段階くらい上のレベルを目指さないのであれば、本格的に組織の強化なんてしなくてよいと思う。

このレベルに目標を置いた時点で、今までの自分達の実力、戦い方、取組み姿勢や心構え、トレーニング内容などでは、そのすべてがまったくダメだってことに気付くはずである。

まずはこの時点で、徹底的にヘコんでもらっていいと思う。

もうこれ以上、落ち込めないくらい落ち込んでもいい。

そのかわり、自分達の現実をしっかりと自覚してもらうことが大切である。

【文責:島村保行】

【監修:松原寛樹】

  • フォーマット例
  • 個人能力比較シート(フィジカル、スピード、テクニック、思考)
  • 組織能力比較シート(組織力、戦術、統率力、取組み姿勢)
  • 自チーム分析シート(目標共有レベル、役割分担自覚レベル、問題意識共有レベル、取組み姿勢共有レベル)
  • 行動比較シート(準備、実行、振り返り)
  • コラム

弊社コンサルタント島村保行がコーチをしているバスケットボールチームでの体験談を基に組織力強化のエッセンスを解説いたします。

  1. 組織強化の土台作り
    1. 現状認識
      チームが弱い、そして勝てない
    2. 目的意識の醸成
      何のためにバスケットボールをやるのか?将来どうなりたいのか?
    3. モチベーションアップ
      やる気になる必要性
  2. 組織の現状認識
    1. 自己(自社)分析
      何がどのくらいできるのか?
    2. 競合(対戦相手)の分析
      何がどのくらいできるのか?
    3. ニーズ(必要スキル)分析
      試合で勝つために求められることは?
    4. SWOT分析
      チームにとって強み・弱み・機会・脅威は何か?
  3. 組織の戦略立案
    1. 目標設定
      何勝(何位)を目指すのか?
    2. ターゲット設定
      誰に勝つのか?
    3. 戦略・戦術の設定
      どうやって勝つのか?
    4. 課題抽出
      勝つために足りないものは何か?
  4. 組織力強化の実践
    1. 論理思考の導入
      自ら考える力を身につける
    2. 気づき
      日々の活動の中で、自ら現状の問題点、改善点を見つける
    3. 役割分担
      チーム内の役割を決める
    4. 職務要件の設定
      ポジションごとの役割と必要スキルを設定
    5. 実践研修の実施
      夏合宿の企画。集中的スキルアップ、共通認識の醸成、メイン大会への士気向上
    6. 採用計画
      部員の募集・勧誘をいかに行うか
    7. 実行計画
      年間練習計画と日々のメニューの設定
    8. 目標管理の導入
      現状とストレッチ目標のギャップから課題を設定し、実行計画を立て、進捗管理する
    9. ベンチマークの実施
      プロ選手のクリニック、他校との練習試合
    10. コミュニケーションの強化
      飲みニケーションの実行、定期ミーティングの実施
    11. 組織の一体感作り
      チームの愛称決め、掛け声の統一、HPやブログの設置
    12. チーム会計
      部の決算を知り、予算を考える
    13. 部費の設定
      必要な金額と使い道を設定する
  5. 組織強化継続の仕掛け
    1. 就業規則づくり
      チームの内のルールづくり
    2. OJTの強化
      現場で先輩が教えることの重要性
    3. OBの組織化
      卒業生のコーチ化、資金面の支援実現
    4. スタッフの強化
      マネージャー、コーチ、監督、部長の設定
    5. PDCAサイクルの導入
      年度こどに反省、課題抽出、目標設定、実行計画、進捗管理方法の設定を実施
  • 関連ページ

支援メニュー

  • 組織力強化の土台づくり
    • 現状認識
    • 目的意識の醸成
    • モチベーションアップ
  • 組織の現状把握
    • 自社分析
    • 競合他社の分析
    • ニーズ分析
    • SWOT分析
  • 組織強化継続の仕掛け

関連情報

  • 組織改革
  • 業務改革
  • 業務改善