中堅企業・中小企業向け経営コンサルティングサービス

中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング 会社概要会社概要 中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング 採用情報採用情報 中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング 個人情報保護方針 個人情報保護方針 中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング お問い合せお問い合せ 中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング お見積り依頼お見積依頼 中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング サイトマップ<サイトマップ 中堅企業・中小企業向け経営コンサルティング BLOGBLOG


組織力強化プログラム - 組織の現状認識 - 競合(対戦相手)の分析

トップ > 大企業・中堅企業向け > コンサルティング > 組織力強化プログラム > 組織の現状認識 > 競合(対戦相手)の分析

組織の現状認識 - 競合(対戦相手)の分析

  • ねらい
  • 競合相手の現状環境を分析・把握する。
  • 競合相手の弱み(自組織と比較したとき)のポイント探り出す。
  • 何がどのくらいできるのか?

自組織の現状分析ができたら、その結果を踏まえたうえで、今後競合となりうる相手も分析しなければならない。

競合分析では、通常、自組織と比較できるように分析要素は同一のものを用いると良い。

また、どこまでの範囲を競合と捉えるのかについても検討が必要となる。

競合の範囲を限定するためには、自組織がどの範囲まで広げて組織活動を考えているのかに関わってくる。

それは、先に設定した目的や目標、そして組織が目指す方向性がどの範囲までの競合との競争環境を意識しているかによる。

その点を考慮して、分析すべき競合の範囲を設定し、競合についての情報収集を行う。

このチームで行った競合の情報収集は、まず競合と設定したチームとできるだけ多く練習試合を組み、その試合のビデオを撮ることとスコアブック付けること、そしてそれを分析することであった。

コーチとして私がすべきことは、練習試合当日に、競合チームのコーチの話を聞き、練習環境や備品、資金力、組織体制や年間スケジュールなどについて、できるだけ多く聞き出すことであった。

また、試合会場では、競合チームのウォーミングアップのやり方やベンチワーク、試合中のベンチの動き、そして戦術などもできるだけ多く捉える努力が必要であった。

そういう意味では、練習試合はホームではなく、アウェイで行った方が効果的である。

また、練習試合が組めなかった競合チームについては、大会中にできるだけ多く、試合のビデオを撮り、スコアブックを付け、実際に試合する前にできるだけの分析はしておく努力も必要だ。

時には、競合チームの練習場まで出向き、日頃の練習環境は内容を見学したこともあった。(もちろん許可を取ってだが・・・)

こうした情報収集を重ねることで、競合チームを分析することができ、さらには競合チームの強みや弱みも把握できる。

また、競合チームも当然強くなるために日々努力しているはずなので、こういった情報収集は、継続的かつ定期的に行なうことも必要である。

私は、少なくとも1年に1回は競合チーム分析のリニューアルを行っていた。

そして、競合分析をしていて、一つ大きな収穫があった。

それは、想定している競合チームの中では、ただの1チームもこのような競合分析は行っていないということであった。

おそらく、これは後に大きなアドバンテージになると予測できた。

【文責:島村保行】

【監修:松原寛樹】

  • フォーマット例
  • 競合チーム(個人)分析シート(ファンダメンタルスキル、フィジカル、思考能力、実行力、状況対応力など)
  • 競合チーム(組織)分析シート(練習環境および備品、資金力、組織体制および文化、年間スケジュール、日常の練習メニュー、試合への準備と試合後の振り返りなど)
  • コラム

弊社コンサルタント島村保行がコーチをしているバスケットボールチームでの体験談を基に組織力強化のエッセンスを解説いたします。

  1. 組織強化の土台作り
    1. 現状認識
      チームが弱い、そして勝てない
    2. 目的意識の醸成
      何のためにバスケットボールをやるのか?将来どうなりたいのか?
    3. モチベーションアップ
      やる気になる必要性
  2. 組織の現状認識
    1. 自己(自社)分析
      何がどのくらいできるのか?
    2. 競合(対戦相手)の分析
      何がどのくらいできるのか?
    3. ニーズ(必要スキル)分析
      試合で勝つために求められることは?
    4. SWOT分析
      チームにとって強み・弱み・機会・脅威は何か?
  3. 組織の戦略立案
    1. 目標設定
      何勝(何位)を目指すのか?
    2. ターゲット設定
      誰に勝つのか?
    3. 戦略・戦術の設定
      どうやって勝つのか?
    4. 課題抽出
      勝つために足りないものは何か?
  4. 組織力強化の実践
    1. 論理思考の導入
      自ら考える力を身につける
    2. 気づき
      日々の活動の中で、自ら現状の問題点、改善点を見つける
    3. 役割分担
      チーム内の役割を決める
    4. 職務要件の設定
      ポジションごとの役割と必要スキルを設定
    5. 実践研修の実施
      夏合宿の企画。集中的スキルアップ、共通認識の醸成、メイン大会への士気向上
    6. 採用計画
      部員の募集・勧誘をいかに行うか
    7. 実行計画
      年間練習計画と日々のメニューの設定
    8. 目標管理の導入
      現状とストレッチ目標のギャップから課題を設定し、実行計画を立て、進捗管理する
    9. ベンチマークの実施
      プロ選手のクリニック、他校との練習試合
    10. コミュニケーションの強化
      飲みニケーションの実行、定期ミーティングの実施
    11. 組織の一体感作り
      チームの愛称決め、掛け声の統一、HPやブログの設置
    12. チーム会計
      部の決算を知り、予算を考える
    13. 部費の設定
      必要な金額と使い道を設定する
  5. 組織強化継続の仕掛け
    1. 就業規則づくり
      チームの内のルールづくり
    2. OJTの強化
      現場で先輩が教えることの重要性
    3. OBの組織化
      卒業生のコーチ化、資金面の支援実現
    4. スタッフの強化
      マネージャー、コーチ、監督、部長の設定
    5. PDCAサイクルの導入
      年度こどに反省、課題抽出、目標設定、実行計画、進捗管理方法の設定を実施
  • 関連ページ

支援メニュー

  • 組織力強化の土台づくり
    • 現状認識
    • 目的意識の醸成
    • モチベーションアップ
  • 組織の現状把握
    • 自社分析
    • 競合他社の分析
    • ニーズ分析
    • SWOT分析
  • 組織強化継続の仕掛け

関連情報

  • 組織改革
  • 業務改革
  • 業務改善